「まる」ないちにち

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 『つなみ』

:: 2011/11/13(Sun) ::

先日、いとこが本を一冊、送ってくれました。

文藝春秋増刊「つなみ 被災地のこども80人の作文集」 2011年 8月号文藝春秋増刊「つなみ 被災地のこども80人の作文集」 2011年 8月号
(2011/06/28)
不明

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私が今、トラウマの勉強をしていることを知っていて、是非読んでほしい、と送ってくれたものです。そのいとこは、震災後、宮城県にあるとある市の役所のお仕事に出向しいた時に、この本を読んだそうです。

80人の子どもが、あの震災の日のこと、その後のことを書いています。一気に読んでしまいました。さまざまな思いを抱いている子どもたち。当然、涙なしでは読めません。

ある子どもが
「大切なものもながされました」
と書いていました。大切なものってなんだろう・・・と、その子の作文を読み終え、キャプションを読んでみると、お母さんと弟が津波で流されてしまったとのこと。
作文の中には「お母さん」という言葉は一度も出てきません。この「大切なもの」という言葉に、お母さんが含まれているのではないかと、お父さんは考えているそうです。
きっと、この子の中では無意識にこの事実を受け止められていないんじゃないかと感じました。だから「お母さん」と書けなかったのかな・・・と思うと、胸がぎゅっと締め付けられました。


小学校中~高学年以上の子どもたちは「一生懸命生きよう」「がんばっていきたい」「みんな、ありがとう」と言う言葉で、作文の最後をくくっています。
本当はどんな気持ちなんだろう。本当にそういう気持ちでいられるほど強いのだろうか、こう言葉で表現しないとおし潰されてしまうのだろうか。それとも「日本文化」がそういう言葉を生んでいるのだろうか。
この子たちの心はわかりません。こう思うこと自体、不謹慎なのかもしれません。

阪神淡路大震災では、12年目を迎えた 2006 年の調査で、心的外傷後ストレス障害 (PTSD:ポスト トラウマ ストレス ディスオーダー) で苦しんでいる子どもが 500 人近くいることがわかっています。子どもの心に大きな爪痕を残した大震災。日本では心のケアに対しての認識が低いそうです。

昨日で東日本大震災からまる8カ月が経ちました。寒い冬がやってきます。できる人ができる支援を続けていきたい・・・強く感じました。
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  1. Category: 東日本大震災関連
  2. | trackback:0
  3. | comment:6
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comment

大切な家族を亡くす…そんな衝撃を多感な時期に経験するなんて、
想像を絶することですよね。
さらに、住んでいた街がまるごと無くなってしまうなんて…。

「一生懸命生きよう」「がんばっていきたい」という気持ちは、
そうありたいという正直な願望でもあり、
そうしなければという義務感でもあるのかなと思います。
子どもたちは、大人ほど様々な経験を積んでいたわけでもなく、
経験からくる想像力というのも、おそらくこれから発達してくるという
年頃ではないでしょうか。
そんな時期にこのような経験をして、もしかしたらまだ現実のこととして
受け止めきれていない子も多いのかなと想像します。
でも大人になった時、この震災の経験以上の辛い経験は、
後にも先にも味わうことがないかもしれず、
この震災がもたらす影響がどれほどのものだったかというのを、
その時になって初めて口にすることができるのかもしれないなと、
素人ながら想像してしまいます。
あくまでも想像でしかないのですが…。
私の場合、昔、たぶん人があまり経験していないであろう出来事がありましたが、
その時は、辛いとか悲しいとか、そういう感情すら湧いてきませんでした。
ただそのことを封印したくて、無意識のうちに思い出すことをしなくなりました。
そうするうち、思い出したくないことは当然思い出さなくなりましたが、
その当時の他の記憶まで、よく覚えていない…ということになって、
今もその時代のことは、何をして過ごしていたかとか、どんな歌が流行っていたかとか、
そういうことをまり思い出せません。
震災を経験した子たちと、私の経験ではとても比較できるような規模ではありませんが、
トラウマの影響って、そういうことなのかなって思いました。





  1. 2011/11/13(Sun) 23:21:03 |
  2. URL |
  3. ecru #S2eFIt1.
  4. [ 編集 ]

Re: タイトルなし

ecruさん。

ecruさんの体験をお伝えくださってありがとうございます。
つらい体験は人によって違うものであり、ecruさんの体験された
ことは、他の人と比べることもできないつらいものだったと思います。

無意識のうちに思い出さないようにするというのは、人間にとって
生きていく上でとても大切な機能なのです。そうしないと、つらさに
よって精神的にまいってしまい、さまざまな心の不調を起こします。
ecruさんがされたことは心にとって当然のことだったのだと思うのですが、
やはり後に影響が出てしまうんですね・・・。トラウマの影響ですよね。

> 「一生懸命生きよう」「がんばっていきたい」という気持ちは、
> そうありたいという正直な願望でもあり、
> そうしなければという義務感でもあるのかなと思います。
きっとそうなのでしょうね。子どもたちにとって、つらい体験を
子どもたちなりに乗り越えていこうとしているのだと思います。

> そんな時期にこのような経験をして、もしかしたらまだ現実のこととして
> 受け止めきれていない子も多いのかなと想像します。
こういう子が多いのかな、という気もします。
阪神・淡路大震災でも1年以上経って、初めて身近な人の死を認識し、
それ以降不登校になってしまった子もいます。
今回の震災で、私が一番心配なのがこの点なのです。数年後にPTSDを発症した
ときに、どれだけのメンタルケア―が提供できるのか・・・またメンタル
ケアーを受けようと思える子どもがどれくらいいるのか・・・。

> でも大人になった時、この震災の経験以上の辛い経験は、
> 後にも先にも味わうことがないかもしれず、
> この震災がもたらす影響がどれほどのものだったかというのを、
> その時になって初めて口にすることができるのかもしれないなと、
> 素人ながら想像してしまいます。
神戸に住む57歳の男性が、東日本大震災の映像を見て、ぽろぽろ
涙をこぼし、つらいな・・・とずっと呟いていたそうです。この人、
自分が震災に遭ったときには涙一つ見せず、頑張り続けたそうで、
16年経った今、初めて心の内を見せ始めたとか・・・。
いつ、発症するかわからないつらい思い。
人の持つ回復力を信じるのが一番なのか・・・。
今はただ、復旧復興が進むことをただただ祈るばかりです。
  1. 2011/11/14(Mon) 01:54:57 |
  2. URL |
  3. haykichi #-
  4. [ 編集 ]

私の友人(と言ってもかなり年上なのですが。。。)は、神戸の方で、3/11のとき、1週間くらい、精神的に酷い状態になりました。その後、何が必要かが分かるかたなので、物資を集めるお手伝いを始めたのですが、こうやって、子供さんのトラウマを考えると、今後の事がとても気になります。
今回の災害は、目に見えるものと見えないものの2つが重なりましたしね。。。。

実質的な復興はもちろんですけど、人々の心のケアを真剣に考えて上げたいものです。。。

  1. 2011/11/14(Mon) 17:45:41 |
  2. URL |
  3. B&J #aRTWBpno
  4. [ 編集 ]

Re: タイトルなし

B&Jさん。

> 私の友人(と言ってもかなり年上なのですが。。。)は、神戸の方で、3/11のとき、1週間くらい、精神的に酷い状態になりました。その後、何が必要かが分かるかたなので、物資を集めるお手伝いを始めたのですが、こうやって、子供さんのトラウマを考えると、今後の事がとても気になります。

先日、ecruさんのコメントのお返事にも書いたのですが、今回の震災の映像を見て
阪神・淡路大震災の被災者の方がつらくなった、ということがあるそうです。
いわゆるPTSDですよね。
人間のresilienceを信じることはとても大切ですが、つらい気持ちは分け合うことが
できるということも日本の人たちに知ってもらいたいと強く思います。

> 実質的な復興はもちろんですけど、人々の心のケアを真剣に考えて上げたいものです。。。
本当です。宮城の方では専門家が少ないと聞き、余計にそう思います。
  1. 2011/11/15(Tue) 04:27:24 |
  2. URL |
  3. haykichi #-
  4. [ 編集 ]

心に大きな傷を持つこと それが小さなお子様であればなおのこと、想像するに心が痛みます。
本当に つらさはわけることができるのだと思います。 話をして、受け止めてもらえたら、つらさの行き先ができたら、少しでも楽になると思います。
そうして、楽にならなければいけないと思います。
行き先を失ったストレスは、本当に寿命までも縮めてしまうようですね。
心のケアの大切さは、本当にもっと周知の認識として広まってほしいです。
こういった心の隙間に怪しげな宗教まがいなものなどが入り込まないかという不安があります。
人の心の優しさや弱みに付け込んだ詐欺事件などもありましたね。
傷ついている方々の心の中にともしたい灯りが、真実の優しさと強さを持つモノであってほしいと、本当に祈るばかりです。
  1. 2011/11/15(Tue) 11:23:06 |
  2. URL |
  3. ぽけっと #X.Av9vec
  4. [ 編集 ]

Re: タイトルなし

ぽけっとさん。

大人も子供も同じように傷つきます。
でもヨーロッパでは子どもは「小さな大人」と最近までみなされていたんです
よね。絵画をみるとよくわかりますが、有名な画家が描いた子どもの絵って
妙に大人っぽいですよね?それは、子どもを大人とみなしていたからだそうです。

子どもの心のケアについては、最近までなされていませんでした。
日本では大人の心のケアもあまり浸透していないので、ましてや子どもの方は・・と
いう感じです。

> こういった心の隙間に怪しげな宗教まがいなものなどが入り込まないかという不安があります。
> 人の心の優しさや弱みに付け込んだ詐欺事件などもありましたね。
本当に許せないことです。なぜそんなことができるのか・・・。
でも、犯罪を犯す人も心に傷を負った人が多いんですよね。

> 傷ついている方々の心の中にともしたい灯りが、真実の優しさと強さを持つモノであってほしいと、本当に祈るばかりです。
同感です。

子どもの心のケアがもっと進むように、日本も変わってほしいし変えていきたい。
もともと、私が教員になりたかったのは、不登校の子どもの心のケアをしたかったから
なのです。みんなが幸せになってほしい、そう願う毎日です。
  1. 2011/11/16(Wed) 05:11:44 |
  2. URL |
  3. haykichi #-
  4. [ 編集 ]

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