「まる」ないちにち

:: admin ::: NewEntry ::
イギリスでの生活や仕事を通して、感じたことをつづっていきます。

   イギリスの小学校関係についての情報ブログは・・・「kayokoyamashita.com イギリスの学校 と シンセティックフォニックス」へ



 スポンサーサイト

:: --/--/--(--) ::

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。



にほんブログ村の下記のランキングに参加しています。
いずれかのバナーをクリックしていただけるとうれしいです。
にほんブログ村 ライフスタイルブログ 丁寧な暮らしへ
にほんブログ村 ライフスタイルブログ 小さな幸せのある暮らしへ
にほんブログ村 海外生活ブログ イギリス情報へ


JWordクリック募金

知ってました?拍手すると、ヘイミッシュが現れるのを。
毎回違ったヘイミッシュを見たい人はぜひ、拍手してください。 web拍手 by FC2

  1. Category: スポンサー広告

 「日本文化が子どものトラウマにどのように影響するのか」

:: 2012/02/27(Mon) ::

前回、トラウマの課題がかえってきたことをお知らせしました。一応、先生にもおほめの言葉をいただけたので、簡単に内容をお知らせしたいと思います。
ただし、この内容はあくまでも私個人の考えであり、それがすべてに当てはまるわけではないということ、日本では子どものトラウマの研究がほとんどなされていないため、私の考えを支持する資料が十分ではない、ということをご了承ください。

sozai-line3.gif

この課題を書こうと思った理由が、東日本大震災で被害に遭った子どもたちが書いた作文集「つなみ」を読んだことから。この作文では、多くの子が辛い体験をしたというのに、作文の終わりが
「世界中の人たちに感謝しています」
「笑顔で過ごしたいと思います」
「助けてくれた人たちに恩返しをしたい」
という言葉で締めくくられていることに、私自身、本当はどんな気持ちなんだろう?と思ったことが、今回の日本文化と子どものトラウマに焦点を当てようと思った理由。
というのは、こういった言葉が使用されるのは小学校中学年・高学年以降。なぜ、10歳を過ぎたあたりの子どもたちがそういった言葉を使用するようになるのだろうか。

多くの国、特にキリスト教の国では「辛いことを口にする」「自分のした罪を懺悔する」というように、心の中に自分の思いを閉じ込めておくより、表現する方が精神的にもよい、としている。(Stanton, Parsa, and Austenfeld (2002), Adam (2006))
ところが、日本では辛いことがあっても、それを口にしないということが美徳とみなされることがある。特に「自分、または家族で辛いことは処理しなければいけない」という傾向がある。ましてや他人 (カウンセラーも含め) に話をするなんて、家族が恥をかくようなことになる。その結果、カウンセリングにも行かない (日本人がカウンセリングを受けない理由の一つ)。この「恥」という気持ちは日本人やアジア人に多く見られる文化で、Benedict (1946) は「日本は恥の文化」と言っている。

これ以外にも、日本文化として

・集団意識
・自己抑制

があげられる。そして、子どもたちにとって、こういった社会で育つということは、周りから常に

・いい子でいなさい

と言われることになり、その子の個性を活かすより、みんなと協調できる子になることが望ましいとされる。しかし、この「いい子」でいることが、本当にいいことなのか。自分の思いをぶちまけるより、ぐっと我慢することが、子どもにとってどれだけのトラウマになるのか。

・キレる

という言葉が一時流行ったが、これは「いい子」でいないといけない子が、「言いたくても言えなかった」思いが積もりに積もって、マイナス面に思いが噴出してしまうことなのではないか。

・不登校

も「親との関係」が上手に育てられなかった子どもに見られる現象であり、そのまま

・ひきこもり

になってしまう事例も少なくはない。

ひきこもりに関しては、日本人特有の現象で、欧米では「対人恐怖症」と最初は思われていたが、実際には、その症状とは違い、ひきこもりにしか見られない症状があり、トラウマが引き起こすそれと似ている (服部,2004)。家族間の関係がうまくいかないことが、子どもにとってトラウマとなり、こういった問題になっていくのではないか。

sozai-line3.gif

簡単に要点だけを書きましたが、実際には、もう少しいろいろな文献を用いて検討をしています。そして、一体、どのような支援ができるのかを検討していったらどうか、と先生から助言をいただきました。
もしご意見などございましたら、どんどんお願いします。

お付き合いくださり、ありがとうございます。
関連記事
スポンサーサイト



にほんブログ村の下記のランキングに参加しています。
いずれかのバナーをクリックしていただけるとうれしいです。
にほんブログ村 ライフスタイルブログ 丁寧な暮らしへ
にほんブログ村 ライフスタイルブログ 小さな幸せのある暮らしへ
にほんブログ村 海外生活ブログ イギリス情報へ


JWordクリック募金

知ってました?拍手すると、ヘイミッシュが現れるのを。
毎回違ったヘイミッシュを見たい人はぜひ、拍手してください。 web拍手 by FC2

  1. Category: 大学院
  2. | trackback:0
  3. | comment:13
<<クロッカス、その後 | top | やった~。トラウマの課題>>


comment

「日本文化が子どものトラウマにどのように影響するのか」
大変興味深く拝見させていただきました。

東日本大震災で被害に遭った子どもたちが書いた作文集「つなみ」の作文は、
ポジティブな言葉で締めくくられているのですね。
私も、そんな言葉を拝見して、本当はどんな気持ちなのだろう、と感じました。

もし、本当にそう感じていて、そう表現したのだとしたら、それは素晴らしいですね。
ただ、もう少し掘り下げた気持ちがどうしても気になるのは、私だけではないはず。
まだ一年もたたない短時間のうちに、あれだけの大きな出来事を、どういうふうに、
そういう気持ちまで昇華できたのか、その過程にどんな気持ちを経て、どんな葛藤があったのか…、
実はそちらの方が向き合うべきことで、かつ大切なことのように感じます。

私自身、自分のことは自分で解決できるようでないと、誰かに相談したり、
聞いてもらっているうちは、まだまだだ…と感じていた時期がありました。
大人の人間の条件として、自分のことは自分で処理、コントロールできる、
というようなイメージがあったというか…。

自分自身を振り返ってみると、関東と関西間の住居の変化、環境の変化は、
いろいろ客観的に捉えるいい機会となりました。
さらに、いわゆる日本的な美徳、価値観をもっと客観的にとらえたくて、
どういう自分で在りたいか、と考えた時、もっとユニバーサルな何かを求めて、
海外で生活したことも、よかったように感じています。
日本の学校生活を考えた時(特に義務教育、あるいは高校まで)、みんな、という判断基準、
いい子、という評価、協調性という評価項目、に疑問を感じていました。
(それらの評価基準が外れた大学は楽しかった!)

なんだか、本題から自分のことに話がそれていますね。ごめんなさい。


不登校の項目にある、「親との関係」、どういう関係が、上手に育てられた関係だと思われますか?

そう言えば、余談ですが、ニート、って、男性と女性、どちらが多いかご存知ですか?
いつだったか、医師国家試験の一般問題の過去問に出ていました。

ごめんなさいね。
どんどん、本筋から外れていますが、本当はゆっくりお話ができたらいいのに、
なんて思ってしまいます。

最後に…。
私も、日本文化がこどものトラウマに与える影響をhaykichiさんなりに考察を深め、
その視点で、そこから、具体的にどういう援助ができるのか、必要だと思うのか、
それはなぜか、そういったことを聞かせていただきたいなぁ、語り合いたいなぁと感じました。
また、楽しみにしています^^

ごめんなさい。
もう一つ最後に。
メール確認したら、2月12日に届いていました!
メインの受信ボックスではないところに紛れこんでしまったようでした。
教えていただけて良かった。
ありがとうございます^^
  1. 2012/02/28(Tue) 00:49:33 |
  2. URL |
  3. さら #-
  4. [ 編集 ]

英会話の宿題のネタに困っていたので、今日の記事をかいつまんでエッセイにしようとしていますが...

小学1年生で先生に褒められる作文の書き方をみつけ、優等生的まとめの言葉で締めくくる作文を書き続けて40年(苦笑)。英語のエッセイでもいかにきれいにまとめるかに腐心してしまう自分に笑ってしまいます...

自分の気持ちを素直に書くと、子供っぽくなってしまう、自分がすごくいじわるな部分を持っていることがばれてしまう、親や先生が心配する...
そんなことを考えていたかもしれません。私の父は転勤族で、3年毎に転校しなくてはなりませんでした。3年目の1月、2月は毎日びくびくしていました。たいていは学校からの帰宅後父から電話を受けた母から伝えられ、「わぁ。どこどこ?今度は何があるかな?」と笑って答え、布団の中で泣き続けたものでした。

被災者のお子さんも、「心配かけてはいけない」という気持ちが強いかもしれませんね。「悲しくても、怖くても当たり前なんだよ」と言ってあげたい気もするし、その気持ちでかろうじて生活していけるのかもしれないから黙って見守った方がという気も。(個人的には、まだ作文を書かせなくても...という気持ちもしますが、気持ちを吐き出すためには、書く方がいいのでしょうか...逆に、作文にできるくらいの子供たちだから前向きなことをかけるのかもしれませんね)

「よい子」の呪縛で育ち、「集団」のために「自己抑制」してきた私たち世代。母親になっても「目立ったことをしたらあかん」とか「足並みそろえなあかん」なんてまだ言ってますよ。ああ、しんどいな。
集団意識も自己抑制も自分にいい影響はなかったと思ってきましたが、最近のまったく自分以外のことは考えない、我慢をしない子供を見ると、行き過ぎはいけないけれども、日本という狭い国土の中で隣の人と肩を突き合わせて暮らす国には、ある程度、「集団意識」「自己抑制」というものは必要だな、と思うようにもなりました。

何事も「ほどほど」です。

私自身は、今回の地震でやはり神戸の時も今回も「無事」であり、何もできないことへの罪の意識が強かったのですが、こちらの友人に話すことで少し気持ちの整理ができました。でも、これは英語だったからできたこと。日本で...だったら、きっとまた黙っていたと思います。
神戸の時よりましなのは、こうしてネットで相談したり、他の方の思いを知ることができたことですね。(その節はお世話になりました)
ああ、そうか。だから、被災した子供たちも作文を書いてお互いの作文を読むって、意味があるかもしれないんですね。
  1. 2012/02/28(Tue) 04:21:08 |
  2. URL |
  3. Chun #-
  4. [ 編集 ]

ごめんなさい、追加です

一晩寝て、自分で書いたことがなんだかすっきりしなくて。
もしかして、この文集は「助けてくれた全国の人に君たちのことを知らせるために」と書かされたものなのかしら。
互いの体験を共有するためのものではないのでしょうね。

神戸の時に一番つらかったのは、被災者の中で格差ができていくことでした。経済的な立ち直り、精神的な立ち直り、見舞金の額(全壊、半壊の認定で)...
東北でもあるようですが、災害の傷を残すべきと考える人、全部きれいに取り除いてほしい人、被災者も様々です。

なによりつらいのは、同じ被災者から「まだ何をぐずぐず言うてんねん」と言われることではないでしょうか。

この文集がまだ作文を書けない子にとって、そういう気持ちにさせるようなものでなければいいのですが。
  1. 2012/02/28(Tue) 16:33:46 |
  2. URL |
  3. Chun #-
  4. [ 編集 ]

Re: タイトルなし

さらさん。

コメントありがとうございます。こちらこそ興味深く読ませていただきました。

> まだ一年もたたない短時間のうちに、あれだけの大きな出来事を、どういうふうに、
> そういう気持ちまで昇華できたのか、その過程にどんな気持ちを経て、どんな葛藤があったのか…、
> 実はそちらの方が向き合うべきことで、かつ大切なことのように感じます。
この本が出版されたのは、8月。作文を書いてもらったのは、それ以前。
子どもたちが持っている回復力は強いというけれど、どのくらいの子が
昇華できたのか、私もとても気になります。ただ、作文に書くことは強制では
ないので、ある程度、昇華できた子が書いているのかな?とも感じます。
辛いのは、書けない子がまだいる、というところですね。

> 私自身、自分のことは自分で解決できるようでないと、誰かに相談したり、
> 聞いてもらっているうちは、まだまだだ…と感じていた時期がありました。
> 大人の人間の条件として、自分のことは自分で処理、コントロールできる、
> というようなイメージがあったというか…。
これが、文化でしょうね。多分、個々がそう思っているだけ、と思っても
みんな口にしないだけで、それぞれそう思っていれば、それが全体となり
社会=文化になります。日本の多くの人はさらさんと同じように感じて、
そう行動していると思います。

> 日本の学校生活を考えた時(特に義務教育、あるいは高校まで)、みんな、という判断基準、
> いい子、という評価、協調性という評価項目、に疑問を感じていました。
> (それらの評価基準が外れた大学は楽しかった!)
日本の学校に関しては、やはり疑問に思うことがたくさんあります。ただ、
イギリスへ来る前は、そうは感じていなかったので、ある意味、私は
日本から出てよかったと思っています。「みんなと同じ」ではなく「みんな
違って、みんないい」という考えが少しずつ、日本でも広がって行ったら
いいな、と思っています。

> 不登校の項目にある、「親との関係」、どういう関係が、上手に育てられた関係だと思われますか?
親との関係。難しいですね。その子その子、みんな違うので、一概にこれが
いい関係、というのは言えないと思っています。ただ、一番大切な部分は
「認め合う」「信頼できる」関係だと思っています。

> そう言えば、余談ですが、ニート、って、男性と女性、どちらが多いかご存知ですか?
> いつだったか、医師国家試験の一般問題の過去問に出ていました。
ニートというと男性というイメージですね。

> 私も、日本文化がこどものトラウマに与える影響をhaykichiさんなりに考察を深め、
> その視点で、そこから、具体的にどういう援助ができるのか、必要だと思うのか、
> それはなぜか、そういったことを聞かせていただきたいなぁ、語り合いたいなぁと感じました。
> また、楽しみにしています^^
本当、私もさらさんともっといろいろなことを語り合いたいと思います。
いつかお会いできたらうれしいです。

> メール確認したら、2月12日に届いていました!
> メインの受信ボックスではないところに紛れこんでしまったようでした。
> 教えていただけて良かった。
> ありがとうございます^^
よかった~。行方不明になっていなかったんですね。ほっと安心。
  1. 2012/02/29(Wed) 05:28:59 |
  2. URL |
  3. haykichi #-
  4. [ 編集 ]

Re: タイトルなし

Chunさん。

英会話の宿題、できましたか?(笑)わざわざ2回もコメントをありがとうございます。

> 小学1年生で先生に褒められる作文の書き方をみつけ、優等生的まとめの言葉で締めくくる作文を書き続けて40年(苦笑)。
日本の作文指導をしていたときに、やはり建設的な意見を書くことを指導していました。
それがないといけない、みたいな。そういう点から見ると、ある程度大きくなっている
子の作文は、作文指導の賜物?という感じもします。
> そんなことを考えていたかもしれません。私の父は転勤族で、3年毎に転校しなくてはなりませんでした。3年目の1月、2月は毎日びくびくしていました。たいていは学校からの帰宅後父から電話を受けた母から伝えられ、「わぁ。どこどこ?今度は何があるかな?」と笑って答え、布団の中で泣き続けたものでした。
Chunさん、つらかったでしょうね。自分の気持ちを出せない・・・自己抑制して
いたなんて。多かれ少なかれ、子どもはそういう部分を持っていると思います。
違うどこかで自分をそのままさらけ出す場所があったのか、そちらのほうが
心配になってしまいました。


> 被災者のお子さんも、「心配かけてはいけない」という気持ちが強いかもしれませんね。「悲しくても、怖くても当たり前なんだよ」と言ってあげたい気もするし、その気持ちでかろうじて生活していけるのかもしれないから黙って見守った方がという気も。(個人的には、まだ作文を書かせなくても...という気持ちもしますが、気持ちを吐き出すためには、書く方がいいのでしょうか...逆に、作文にできるくらいの子供たちだから前向きなことをかけるのかもしれませんね)
この作文は、絶対に無理強いしない、という約束のもと、親の承認も得て
行われています。
Chunさん、鋭い。実は書いて気持ちを吐き出すという心理療法も行われているんですよ。
ある意味、書くことで気持ちを吐き出すこともできるし、整理することもできると
言われています。

> 「よい子」の呪縛で育ち、「集団」のために「自己抑制」してきた私たち世代。母親になっても「目立ったことをしたらあかん」とか「足並みそろえなあかん」なんてまだ言ってますよ。ああ、しんどいな。
わかるわかる。教師をしていた時も同じこと言っていました。自分のクラスだけ
違う子としてはいけない、みんな同じでなければ・・・って。

> 最近のまったく自分以外のことは考えない、我慢をしない子供を見ると、行き過ぎはいけないけれども、日本という狭い国土の中で隣の人と肩を突き合わせて暮らす国には、ある程度、「集団意識」「自己抑制」というものは必要だな、と思うようにもなりました。
そうなんですよね。今の問題は我慢しないこと。
イギリスにいると、子どもが大人が話しているときに割りこんでくることに
かなり抵抗を感じます。そして、その子に対して、「ちょっと待って」と
言わずに、対応をするのが日本ですね。コレ、ちょっと前に、ポッドキャストを
聞いていたら、全く同じことを言っていました。
自己抑制・・・必要ですね。


> 私自身は、今回の地震でやはり神戸の時も今回も「無事」であり、何もできないことへの罪の意識が強かったのですが、こちらの友人に話すことで少し気持ちの整理ができました。でも、これは英語だったからできたこと。日本で...だったら、きっとまた黙っていたと思います。
この「罪」の意識は、トラウマでも大きなテーマなのです。私ももう少し
勉強をして、自分の中で理解できたら、またお話ししましょうね~。

> 神戸の時よりましなのは、こうしてネットで相談したり、他の方の思いを知ることができたことですね。(その節はお世話になりました)
> ああ、そうか。だから、被災した子供たちも作文を書いてお互いの作文を読むって、意味があるかもしれないんですね。
これに関しては追記をありがとうございます。
この作文の目的は「いかにこの地震と津波のすさまじさや怖さを伝えるか。
それを考えた時「子どもの眼」つまり震災を体験した子どもたち自身の手で
作文を書いてもらうことこそ一番だと思った」そして、「一人でも多くの人に
思いが伝わること」と、取材した森健さんは言っています。この意義に関しては
コメントはしませんが。

あと2週間で震災から1年になります。みんな、どんな思いなんだろう。
  1. 2012/02/29(Wed) 05:49:07 |
  2. URL |
  3. haykichi #-
  4. [ 編集 ]

トラウマとは全く関係ないかもしれませんが、
わたしの仕事とも共通するところがあるな・・・と
思って、興味深く拝見しました。

わたしは、美容関係の仕事をしていますが、
女の子、特に若い子で、外にも出られないほど、
自分の容姿に劣等感を抱く子って、
親との関係、特に母親との関係が非常に
大きくかかわっているんですよね。

電話でご相談を受けた方は、とても
優しそうでしたし、実際、やさしい
お母さんなのだと思いますが、
もしかしたら、その子が欲しい優しさや
理解とは、違っているのかもしれません。

さすがに、そこまでは言えないので、
「心理的な面がとても大きいですよ」とだけ
お伝えしましたが、
必要なのは、いくつであったとしても、
その子が安心するまで、
抱きしめてあげることじゃないか、と思います。

あなたは、あなたのままでいい。
この世で一番素晴らしい。

どんな子でもいいのです。
その子の、良き理解者になってあげること・・
それが一番大事だな、と思う
今日この頃です。
  1. 2012/02/29(Wed) 07:59:43 |
  2. URL |
  3. かのん #-
  4. [ 編集 ]

Re: タイトルなし

かのんさん。

まさに「トラウマ」でしょうね。
心理的要因・・・友達や人との関係がうまく築けない人の多くは
幼少時のトラウマ(親子関係、特に同性との)が大きく関与している
と思います。

摂食障害って聞いたことあると思いますが、自分が太っていると
思いこんで、食べたものを戻し、吐いては自己嫌悪して・・・
それを繰り返すのですが、トラウマの一つの大きなテーマと
取り上げられているのです。似たような症状ですよね。

> 必要なのは、いくつであったとしても、
> その子が安心するまで、
> 抱きしめてあげることじゃないか、と思います。
残念なのが、日本ではこれがないんですよね。
アタッチメント、という母親との触れあいは、子どもが
成長していく上で非常に大切なものです。それを得ずに
来ている子は、やはりどこかで何か問題が起きるような
気がします。

> あなたは、あなたのままでいい。
> この世で一番素晴らしい。
「あなたのままでいい」・・・日本のみんな同じ、という
概念からはとても難しいと感じます。

> どんな子でもいいのです。
> その子の、良き理解者になってあげること・・
> それが一番大事だな、と思う
> 今日この頃です。
本当にかのんさんのおっしゃる通りです。日本で最近、児童虐待が
大きな問題になっています。小さな子をぎゅっと抱きしめてあげる
ことができないお母さんも、また、トラウマの被害者でもあるの
です。
良き理解者になってあげる・・・ぎゅっと体温を感じさせてあげる。
そんな温かい触れ合いが大切ですね。
非常に参考になるお話し、ありがとうございます。

そう言えば、今、思い出しました。教員時代の後輩で、学生の時に
フェイシャルマッサージのバイトをしていた人がいました。
彼女いわく、仕事で張りつめている女性の顔に手を置いた途端、
ふっと緊張が解けるのを感じる、と。
人の体温がどれだけ安心させるのか・・・。大切なことですね。
  1. 2012/02/29(Wed) 08:16:23 |
  2. URL |
  3. haykichi #-
  4. [ 編集 ]

大変興味深い研究内容ですね・・・コメントの方々もまた・・・う~ん現場で色々な子を見てますが、「恥の文化」に「家庭差」が出てるかなと思います。かなり極端に。たいてい親と子は同じ感覚を持っているので、「家庭差」です。恥知らずが増えてますね。一方抱え込んで、内側に崩れていく子もまた多いです。家庭の差はなんでできるのか、経験的に感じているところはありますが、裏付けは無いですね。ここで刺激を受けたので、私もこの側面からしっかり研究してみようと思います。
 地震、津波、原発事故、子供たちはどう影響を受けたのでしょうか?いわき市の状況下では実際とらえどころが無いので(うちの高校のカウンセリングで、地震関係の内容は殆どありませんでした。)、継続して注意深く子供たちを見ていきたいと思います。ただ言えるのは、先の家庭差同様、大人の考え行動が子供の心の状態を作っています。今こちらでは、自主的に避難していった人たちの中でそうしなかった人を攻撃する現象が起きています。その反対も多少見聞きします。まず、大人の手当をしないと、不安を抱えた子供までたどり着かないと思っています。何かできないかと仲間と動き始めたところです。haykichiさんの研究からヒントをいただけそうですね。レポート期待しています。
  1. 2012/03/01(Thu) 00:00:16 |
  2. URL |
  3. sakamoto #-
  4. [ 編集 ]

Re: タイトルなし

sakamotoさん。

コメント、ありがとうございます。家庭というのが、子どもが一番最初に体験する「社会」です。その社会で何を学ぶのかによって、今後のその子の性格がほぼ形成されると言っても過言でない気がします。実際、「三つ子の魂百まで」とあるように、この時期が人生で一番大切な時期だと、私は思っています。

ですので、sakamotoさんがおっしゃるように、「家庭差」というのが、そのまま子どもに反映するのも納得です。家庭の差は社会的な立場もあるし、価値観、考え方、環境、そして親から受け継いだものまで、さまざまなものが要因となっていると思います。

>  地震、津波、原発事故、子供たちはどう影響を受けたのでしょうか?
これに関しては、残念ながら資料がないのです。「つなみ」のような本は出版されていますが、私自身、直接子どもにもあっていないし、現場の先生にもお話は聞いていないので、何もわかりません。
また、研究も今のところはまだ、発表されていないんですね。
子どもへのカウンセリングも、高校生だと自分から学校カウンセラーのところへ行き、話をすることでかなり安心するということは聞きました。しかし、小中学生にはこの学校カウンセラーもほとんど行っていないので(行ったとしても実際にはカウンセリングができない状態だということです。残念)、どんな感じなんでしょう。
子どもの回復力は大人のそれよりは強いのですが、昇華できないでいる子も絶対にいるはずです。そういう子の心をふっと楽にしてあげたいと、痛切に感じます。
これは、私の一生の課題になりそうです。

> 大人の考え行動が子供の心の状態を作っています。今こちらでは、自主的に避難していった人たちの中でそうしなかった人を攻撃する現象が起きています。その反対も多少見聞きします。まず、大人の手当をしないと、不安を抱えた子供までたどり着かないと思っています。

う~ん、これは難しい問題ですね。攻撃するということは、自分たちの行動を正当化したいと言う気持ちが強く表れているんでしょうね。その奥に実は、「後悔」もあるのです。攻撃の矛先をカウンセラーなり、誰か知らない第三者が聞くことができたらいいのに、と感じます。

> 何かできないかと仲間と動き始めたところです。haykichiさんの研究からヒントをいただけそうですね。レポート期待しています。

応援しています。私の研究がどれだけお役に立つかわかりませんが、もうしばらく、このトラウマの勉強を続けたいと思っているので、得たものはどんどんお伝えします。
  1. 2012/03/01(Thu) 07:16:47 |
  2. URL |
  3. haykichi #-
  4. [ 編集 ]

さきほど...

BBCのiPlayerでChildren of the Tsunamiという番組を見ました。
子供たち、お子さんを亡くしたお母さん、いわゆるトラウマを抱えているであろう人たちがでてきます。
子供たちも大人もうまく言えませんが、微笑んでいるようで目は生き生きしていない、という印象でした。
この番組では、子供たちは不安や怒りを(でもかなりたんたんと)語っていました。

この番組について、いろいろお話したいことはありますが、まずはご覧になってみてください。

昨日、コメント欄で紹介されていた原発関連のBBCの番組を見ました。
なんでしょうね。ぺらぺらしゃべる管さんに、無性に腹が立ちました。
本当に被災者のことを考えるならば、首相退陣後、お遍路になぞいけるものでしょうか。彼は仮にも首相経験者。お遍路するにもガードが必要な立場です。いったいいくらかかると思っておられるのでしょう。
  1. 2012/03/03(Sat) 06:50:26 |
  2. URL |
  3. Chun #-
  4. [ 編集 ]

Re: さきほど...

Chunさん。

私も、Chunさんからのコメントと友人との会話の後、すぐに見ました。
琴を弾いている女の子の目と言葉が印象的でした。あきらめ・・・。
赤い光がこの子にとってトラウマになってしまわなければいいな、と
願うばかりです。

B&Jさんからの番組は、明日にでも観てみようと思っています。
  1. 2012/03/04(Sun) 01:55:02 |
  2. URL |
  3. haykichi #-
  4. [ 編集 ]

日本文化とトラウマ

過去のエントリにコメント失礼いたします。

先日は私のblogにコメントを頂きまして、ありがとうございました。
英国生活をなさっているとのこと!羨ましい限りです。

私は高校時代に交換留学で欧州の国でホームステイと通学をしました。
そのとき、日本で当たり前の家庭生活や学校生活のあり方が、他国では全く違うことを痛感、以来「こうあるべき」「これで当然、常識」と安易に判断してはならないと感じるようになりました。

とはいえ、日本ではまだまだ、多数派の言動に疑問を持つことに対して不寛容だと思います。ヒトと異なるふるまいに眉をひそめられることも少なくありません。

もう少し、日本社会という「場」が持つ圧力から、みんなが解放されると自由に気楽に暮らせると個人的には感じます。

エントリを拝見し、まだまだ日本人は型にはまった育てられ方をしているものだと改めて確認しました。

またおじゃまいたしますね。
  1. 2012/03/19(Mon) 22:37:43 |
  2. URL |
  3. cocue-cocue #-
  4. [ 編集 ]

Re: 日本文化とトラウマ

cocue-cocueさん。

わざわざ私のブログにお越しくださってありがとうございます。

英国生活も長くなりましたね~。海外に住むのは大変だけど
いいこともたくさんあります。
cocue-cocueさんも高校生の時にヨーロッパに滞在されていたんですね!
何だか、身近に感じられてうれしいです。

> そのとき、日本で当たり前の家庭生活や学校生活のあり方が、他国では全く違うことを痛感、以来「こうあるべき」「これで当然、常識」と安易に判断してはならないと感じるようになりました。

海外に出て初めて感じることがたくさんあります。海外に出るまでは
日本のやり方が当然であり、一番であったのですが、さまざまな考え方を
もつ人と接するなかで、今までの既成概念が崩れ落ちて行ったことを
今でも覚えています。かなり衝撃的でしたね、いろいろなことに関して。

そして、子どもを褒めて伸ばすという育て方に、すごく共感を得ました。
日本ではどうしても「比べること」をしてしまうけれど、それってやはり
かわいそうだなって。その子は世界に二人としていない子なんだものって、
思うようになりました。

> もう少し、日本社会という「場」が持つ圧力から、みんなが解放されると
> 自由に気楽に暮らせると個人的には感じます。
本当ですね。日本社会がどれだけの圧力をかけているか。でも、それがある
からこそ、公共のモノを大切にするということもできるのも事実。
上手にバランスを取ることが大切なのかな、と感じます。

私もまたお邪魔させていただきます。これからもよろしくお願いします。
  1. 2012/03/20(Tue) 04:28:41 |
  2. URL |
  3. haykichi #-
  4. [ 編集 ]

comment


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://haykichi.blog89.fc2.com/tb.php/345-efa7ea31
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)


10
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。