「まる」ないちにち

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イギリスでの生活や仕事を通して、感じたことをつづっていきます。

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 教育講演会:自尊感情

:: 2012/10/13(Sat) ::

self-esteem (セルフエスティーム)」という言葉、今までに聞いたことはありますか?
日本語に訳すと自尊感情自尊心自負心などど訳されるそうです。私がこの言葉を知ったのは2年前の大学院で勉強していた時です。(詳しくは「続きを読む」をご覧ください。)

「自尊心」を英和辞書で調べると「プライド」とあります。プライドと言うと、あまりいいイメージではありません。しかし、英語ではプライドには誇りに思う、という意味もあります。

自尊・・・自分のことを尊ぶこと。つまり、自分のことを誇りに思い、好きになり、自分を大切に思える気持ち。それが自尊感情です。ところが、世界的に見て日本人はこの「自尊感情」がとても低いと言われています。

2009年、東京都が都内の小中高生を対象に行った調査では、
「自分のことが好きですか」という質問に対して、「どちらかというと思わない」「思わない」の合計は、6年生では 41%、中学2年生では 61% になりました。
また、「私にはいいところがありますか」という質問で、「どちらかというと思わない」「思わない」と回答した割合は、6年生では 30%、中学2年生では 43% になりました。(くわしい結果は「東京都教育委員会」。)

2007年にユニセフが行った調査によると、「孤独を感じるか」という質問に対して、日本の子どもは 29.8% の子が「そう思う」と答え、先進諸国の中では断トツで一位でした。ちなみに二位はアイスランドの 10.3%、三位はポーランドの8.4%。イギリスは 5.4% となっています。何と、二位の国の3倍も多くの子どもたちが孤独を感じているのです。

この結果をどう思われますか?

子どもは国の宝だとよく言います。なのに、この子どもたちが孤独を感じ、自分のことを好きになれないなんて寂しすぎます。

「こんなことができるのよ!」と自分を高めていく力、
「自分にはこんないいところがあるんだ」と自分を見つめる力、
「だから私は自分のことが好き!」と自分を受け止めていく力、

子どもたちにとって必要なのは「自分を肯定し、ありのままの自分を受け入れる」ことだと私は思っています。では、どうやったら子どもたちがそんな気持ちを持つことができるでしょうか。

まず、子どもの居場所を家の中に作ってあげること。自分が家族の一員であり、なくてはならない存在なんだと思う気持ちを養ってあげることが大切なことです。
そして、前回お話をしてきたように「褒める」こと。しまった!叱りすぎた!と思ったら、その日のうちに何でもいいから褒めて、気持ちよく一日を終えられるようにすること。
褒めることによって子ども自身、「受け入れられている」と感じ、家にいることが一番楽しいことであり、孤独を感じなくなるのでは、と思っています。そのためには、家族で過ごす時間も大切です。

また、これは私の大学院での課題のテーマでもありましたが、謙遜する文化でどうやって自尊感情を高めていくのかが大きな問題になります。
「愚妻」「愚息」という言葉があるように、自分の家族を謙遜して言ういい方もなるべく控えることも必要ではないかと思います。実際、親に「バカ。バカ。」言われ育って (実際には親も期待をしていたからなんですが)、大人になってからそれをひきずってしまい、仕事場での対人関係がうまくできなくなってしまった人や、自分の子どもにも同じように言ってしまい、不登校になってしまった事例もたくさんあります。

子どもが「自分のことが好き!」と思えたなら、他の人に対しても優しく接することができると思います。そうなれば、子どもの自殺などの悲しいニュースも減るのでは・・・と思っています。

私の願いは子どもが楽しく毎日を過ごすことができるようになること。
私自身、学校で働いているからこそ親ごさん、特にお母さんとの関係を築き上げながら、子どもたちが幸せに毎日を送ることができるようにやっていきたい。そんな願いをこめて今回の教育講演会でお話しさせていただきました。
長いお話しシリーズでしたが、読んでくださってありがとうございます。
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自尊感情・・・
私がこの言葉を初めて知ったのは、2年前の大学院のコースでのこと。セリフエスティーム・ツリーをかいてごらん、という課題でした。自尊感情の木・・・。一体なんだろう?

先生の話を聞いていると、どうも「自分のことを誇らしく思う」という意味のようでした。う~ん。自分のことを誇らしく思うか・・・。周りを見ると、みんなさらさらと描いているのですが、私はあまりペンが進みませんでした。何とか描き終えた後、ペアになってその木を説明し合う課題へと移行しました。
「え?自分のことを自慢するの?」
私が一番最初に思った気持ちです。でもみんな、堂々と自分のことを褒めているのです。そして、先生が「だからこそ、自分のことが好きになれるのね」と結びました。

自尊感情

それ以来、自分のことが好きといえることって素敵なことだと感じるようになり、自分のことを誇りに思うことってとても大切なことなんだと思うようになりました。

この自分のことを大切に思える気持ちを子どもたちにももってもらいたい・・・これが私の教育テーマにもなっています。
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  2. | trackback:0
  3. | comment:7
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comment

子どもって、大人のほんの一言で自尊感情が高まったり傷ついたりするから、こちらは心して付き合わねばね。・・・と思いながら、思わず子どもに対して感情的になってしまったり、すぐに後悔して謝ったり、まったく大人げない母でございます(>_<)。

前の記事のコメントにもあったけど、私たちの世代って褒められずに育ってるから余計に難しい。でも自分の子ども時代を思い出すと、先生に褒めてもらえたうれしさは良く覚えてるなぁ。haykichiさんも書かれてるように、イギリス人って大人にも褒めるよね。大人だって褒められるとうれしいんだけら、子どもはたくさん褒めてあげないとね(反省こもってます)。

話は変わりますが、愚妻とか愚息とか、日本人の謙遜が詰まった表現って面白いよね。恥ずかしながら割と最近まで「荊妻」と「拙女」という表現を知りませんでした。日本語って奥深いわ。
  1. 2012/10/13(Sat) 20:57:59 |
  2. URL |
  3. 伊勢原のIちゃん #-
  4. [ 編集 ]

Re: タイトルなし

伊勢原のIちゃんさん。

親御さんなら感情的になって当たり前だと思います。
伊勢原のIちゃんさんのすごいのが、ちゃんと謝るところですよね~。
これだけでお子さんの心に及ぼす影響って全く違うと思うし、お子さんも
自分が同じようになったときには、謝ることができるのではないかと思います。


> 前の記事のコメントにもあったけど、私たちの世代って褒められずに育ってるから
> 余計に難しい。でも自分の子ども時代を思い出すと、先生に褒めてもらえた
> うれしさは良く覚えてるなぁ。haykichiさんも書かれてるように、イギリス人って
> 大人にも褒めるよね。大人だって褒められるとうれしいんだけら、子どもは
> たくさん褒めてあげないとね(反省こもってます)。

うん。本当にそう思います。先生に褒めてもらったこと、今でも覚えています。
確かにそういう褒め方もあるんだな~と、いろいろな視点で見ることができて
おもしろいです。でも、共通して言えるのは「褒めることの重要さ」です。
私も今、見ている子どもたちには思いっきり褒めまくっていますよ。

> 話は変わりますが、愚妻とか愚息とか、日本人の謙遜が詰まった表現って
> 面白いよね。恥ずかしながら割と最近まで「荊妻」と「拙女」という表現を
> 知りませんでした。日本語って奥深いわ。
私も知りませんでした~。勉強になりました!どうもありがとうございます!
  1. 2012/10/14(Sun) 04:57:20 |
  2. URL |
  3. haykichi #Lg2mhvRI
  4. [ 編集 ]

私の母はとても厳しい人でした。
事情があって母と暮らし始めたのは小学校の5年生の時です。
私は母と暮らせることをとても楽しみにしていましたが、
母は少しがっかりしたそうです。
祖母の家で育った私はお行儀も学力も母の期待したものではありませんでした。
記憶の中には怖い母がいます。

大人になるまでずっと自分に自信が持てなかったし、
回りとの違和感や人との関係が苦しかったです。
その母も年を取り、今は私を頼りにしてくれます。

子どもの私が欲しかったのは母の笑顔です。
ただ自分が存在していることを認めて喜んで欲しかった。
大人になってわかったことがたくさんあります。
やっとそれも自分に与えられたものだと理解できるようになりました。
  1. 2012/10/14(Sun) 17:55:25 |
  2. URL |
  3. ぶんぶん #-
  4. [ 編集 ]

Re: タイトルなし

ぶんぶんさん。

ぶんぶんさんの言葉を一つ一つ、かみしめながら読ませていただきました。

「子どもの私が欲しかったのは母の笑顔です。
ただ自分が存在していることを認めて喜んで欲しかった。」

涙が出てきました・・・。
お母さんの笑顔・・・これがどれだけ子どもをホッとさせ、心安らかに
感じる源になるのか・・・。たくさんの子どもを見ていて、本当に
そう感じてきたのですが、こうして大人の方から「言葉」として
受け取ったのは、初めてです。

お母さんの笑顔・・・ぶんぶんさんが体験されたからこそ、今、
子どもたちに見せることができるんでしょうね。

みんなが笑顔になれるような、そんな社会を作っていきたい。
切に感じます。

とても心に響くコメントをありがとうございます。
  1. 2012/10/14(Sun) 19:32:25 |
  2. URL |
  3. haykichi #Lg2mhvRI
  4. [ 編集 ]

私も、両親には厳しく育てられたほうだと思います。
さらに祖母も厳しい人だったので、褒められたような記憶はほとんどありません。
要するに、できて当たり前、的なことだったのでしょう。
逆にいえば、それだけ期待されている、ということでもあるのだろうと、
思春期の頃の私は、理解していました。
だからかどうかは分かりませんが、結構、打たれ強い性格になったと思います。
幼少期に褒めることはとても大切なことだと思いますが、
叱られても気持ちを強く持てる心を育むのも、大切だな~とおもいます。
最近の若い人たちの中には、すぐ凹む人も多いです。
学生時代まで、親や先生、周りの大人達からも叱られた経験が少ない人が多く、
褒められない=認めてもらっていない という思考回路ができあがってしまったのかな?と思うほどです。

プライドという言葉は、最近はネガティブなイメージで捉えられることもあるようですが、
私はプライドという言葉、嫌いではないです。
プライドって、自分の中で決して譲れないこと、みたいなもので、
口には出しませんが、心の中でしっかり守っていくもの、という感じかな。
  1. 2012/10/14(Sun) 20:56:27 |
  2. URL |
  3. ecru #S2eFIt1.
  4. [ 編集 ]

前回の「褒める」も含めて、考えさせられました。その子の人格形成に大きく関わってくることですから・・・高校生は、パーソナリティーが固まりつつある時期だと思います。どう褒めるか、どう叱るか・・・それまでの育てられ方も違う。当然性格も違う。そんな時期だからこそ自分が(大人が)どう感じ、何を信じるのかをしっかり伝え、子供から帰ってくる反応をしっかり捉えていかねばならないと思います。褒めるにしても、叱るにしても子供が受け入れ、向上していけるきっかけでなければならないと思います。自尊感情・・・尊敬に値する大人としてそばに居て関わってあげなければ子供だけでは持ちようがないかなと思います。子供に関わる以上、しっかりとした背中を作って行きたいですね。どんなに歳を重ねても、作り続けなければならない。そう思います。
親としては少し気楽にかかわっています。うちも厳しい親だったので(父の笑顔は記憶にないですね~)褒めるというか、OK連発というか、まあ、自分の子供の頃に比べればとてもよいので、ある意味尊敬しています。時に雷も落としますが、ゆったりペースですね。
  1. 2012/10/14(Sun) 22:41:34 |
  2. URL |
  3. sakamoto #-
  4. [ 編集 ]

褒めることと叱ること

ecruさん。

やはり、私たちの世代は厳しく育てられている人が多いですよね。
親の世代がそういう時代だったからだと思います。戦後間もなく、
甘えたことも許されない時代。自分たちも苦しい中走り続けてきた
から、子どもに同じように接していくのかな~と感じます。

さて、よく間違ってとらえられるのですが、褒めることだけで子どもが
育つとは私は思っていません。苦しみがあり悩みがあり、そしてその中で
自分自身を模索していくことも、とても大切なことだと思っています。
「自分で考える力」を育てていくことが親や大人の使命だと私は思って
います。叱ることで考えるきっかけを与え、褒めることで自分をより
向上する力を育てる。アメとムチですね。

褒めることと叱ることがよく対極だと思われるのですが、これも違い
ますよね。全く別物であり、それぞれ子どもを育てるのに大切なことです。
でも共通しているのは子どもを向上させるというポイント。

> 叱られても気持ちを強く持てる心を育むのも、大切だな~とおもいます。
これは本当に思います。叱られた後に自分を省みて、そこから何らか考える。
そして、それができた、または挑戦したことに対して、大人は褒めなくては
いけません。
何もやみくもに褒めろ!というわけではなく、何を褒めるのか。その見極めを
しなくてはいけないと思っています。

> 最近の若い人たちの中には、すぐ凹む人も多いです。
> 学生時代まで、親や先生、周りの大人達からも叱られた経験が少ない人が多く、
> 褒められない=認めてもらっていない という思考回路ができあがってしまった
> のかな?と思うほどです。
本当ですよね。叱られたから凹まないとはまた別問題ですが、打たれづよい人や
叱られたことでプラスの方向に目を向けることができる人は、そうした道を
作ってきたからだと思います。それがいつも褒められているとは限りません。
叱られた時にこそ、プラスの道が見えるものです。

ただ、認めることは大切なことで、そのときには褒めてほしいと本当に思います。
特に幼少期には「褒められた」経験が、その後に大きく影響していきます。
だから、今回は褒めるということと叱ることについてお話をさせていただいたんです。

> プライドって、自分の中で決して譲れないこと、みたいなもので、
> 口には出しませんが、心の中でしっかり守っていくもの、という感じかな。
英語では be proud of ~というフレーズもありますが、自分自身を誇りに思う、
とても素敵な言葉です。私も自分のことを誇りに思えるように、自分の人生を
生きたいです。
いつものことながら、とても貴重なコメント、ありがとうございます。


鍵コメさん。

本当、お久しぶりです!お引っ越しされたんですね~。それも海外・・・。
そう。お母さんが照れ隠しで言うのは理解できますが、それを聞く子どものことを
考えてほしいんです。やっぱり、褒められたら・・・それもお母さんに褒められたら
一番のやる気の元になりますものね。

お国は違うけれど、お互い携わっているものは同じ。一緒に悩みながら、考え
ながらやっていきましょうね!私も、またかわいいネコちゃんに会いにブログに
お邪魔させていただきます。
お越しくださってありがとうございます!


sakamotoさん。

> 自分が(大人が)どう感じ、何を信じるのかをしっかり伝え、子供から帰ってくる
> 反応をしっかり捉えていかねばならないと思います。
ここですよね。「自分が」どう思うのか。それが親や教師、大人が持たなければいけない
考えだと思います。子どもの反応を敏感に感じられるアンテナももちろん、必要です。
私事で申し訳ないのですが、母は私の「ただいま」の声で、一日何があったのか、大体
想像できたと言っていました。ちょっとしたことで、子どもの変化を見つけられるのです。
それを受け止めるアンテナを磨くことも本当に大切なだ~と感じます。

> 褒めるにしても、叱るにしても子供が受け入れ、向上していけるきっかけで
> なければならないと思います。
そう!まさにそうなんです!子どものために褒め、子どものために叱るのです。
ecruさんへのお返事の中にも書いたのですが、褒めることと叱ることは対極ではなく、
子どもを向上させる、という同じ方向を向いているのです。

本当にいくつになっても子どもに背中を見せられる・・・そういう一人の人間でいたいです。
私も父の背中を見て育ってきたので、今でも父のことを尊敬しています。
sakamotoさん、お嬢さんにはデレデレになっていそうですが(笑)、いいお父さんなん
でしょうね~。
  1. 2012/10/15(Mon) 02:09:25 |
  2. URL |
  3. haykichi #Lg2mhvRI
  4. [ 編集 ]

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